アンチという存在

さて最近のネタになっている鬼滅さんですが、光あれば影あり。
ファンもいればアンチもいるのは道理です。
しかし不思議なのは、何故アンチというのは面白くないという理由を殊更人に押し付けるのか理解に苦しみます。
ファンが人にこれは面白いと啓蒙活動するのは理解できます。
面白いという気持ちを共有したいでしょうしね。
でもアンチというのは枝葉末節な事柄をついて、この作品は面白くない、それに気付く自分は凄いという自己顕示と承認欲求に駆られているとしか思えません。
そもそも漫画はフィクションであり、そこに矛盾が絶対生じるのは当たり前です。
設定もしかり。
それなのに「伏線が回収できていない」「設定が甘い」「こんなことあり得ない」と大きい声を上げるのでしょうか。
面白くない、嫌いという感情は表に出したところで良いことは何も起きません。
それは負の感情だからです。
僕も漫画大好きですが、世のヒット作といわれるものを見ても面白いと思わなかったのも沢山あります。
そんなもんです。
所詮はエンタメであり、口角泡飛ばして議論するようなものでもありません。
面白ければ是、面白くなければ非、それは個人の心の中でいいではありませんか。
人が不快に思うほど強い言葉で表現して欲しくはないですね。
大多数の人が楽しんでる時間と空間を奪う権利は誰にもありません。