夏の終わり

我が家で飼育していたカブトムシが全部死んでしまいました。
成虫期間は約2ヶ月くらいでしょうか。
オス1匹、メス3匹でした。
オスが一番最初に死んでしまいました。
やはり一夫多妻というのは体に負担だったのでしょうか。
羨ましいと思う反面、大変だったのだろうという気持ちもあります。
亡骸は全て畑に埋葬しました。
全部子供たちにさせました。
手を合わせて、ご縁があったことを感謝します。
子供たちに言いました。
「カブトムシは死にはしたけど、命が変わっているだけだ。カブトムシは多分アリの餌になるよ。そしてそのアリも何かの命に繋がる。そうしてその内、また何かの縁で我が家と関りになるかもしれないよ」
と。
さてここで困った質問が。
「じゃあパパが死んだらどうなるの?」
うーん、難問です。
「そうだねえ。パパが誰かの命になることはないよ。燃えて骨になるからね。
だから今、お前たちと一緒に生活してパパのことを覚えていてもらいたい。
お前たちがパパの事を覚えている限り、パパは死んだことにならないからね。」
と諭したのですが、分かったような分かってないような。
まだ小学生と幼稚園の子供たちですが、命を慈しむ優しい人間に育ってほしいものです。