ダイエット

夏も近づきというか、もう初夏ですが痩せようとしている人は沢山いるかと思います。
そんな人に言いたいのです。
「貴方は体重を体に張り付けて歩いていますか?」
と。
そんな人はいませんよね。
つまり大事なのは数字(体重)ではなくて、見た目(体型)なのです。
脂肪と筋肉を比べた場合、筋肉の方が圧倒的に重いです。
脂肪が0.9、筋肉が1.1と、同じ重さの場合脂肪の方が2割大きい計算になります。
同じ体重で、一般の人とアスリートが並んだ場合、恐らく最低1割は一般人の方が太く見えることと思います。
なのでスリムな体系を目指すのであれば、脂肪を減らし筋肉を増やすのが理に適っています。
しかし悲しいかな、ダイエットしようと思ってカロリー制限を始めると人間は必ず筋肉の分解を最優先で行い、脂肪は極力残そうとします。
何故なら脂肪は生きるためのエネルギー源であり、筋肉は無駄にエネルギーを消費する無駄な存在だからです。
なのでカロリー制限を行ったときには必ず高強度の筋力トレーニングを行い、身体に
「筋肉は必要だから残そう」
というメッセージを送り続けなければなりません。
そうしないとカロリー制限を続けたダイエットであれば筋肉が削げ落ち、脂肪が残った見るも無残な餓鬼体型の出来上がりです。
確かに食事制限しつつ激しいトレーニングは辛いものです。
しかしその苦しさを乗り越えないとカッコイイ体は手に入りません。
中年以降は顔の造作よりも、体型の善し悪しが美醜の決め手になると思います。
顔はどうせ皴やシミが出てきますからね。
そこそこの炭水化物、多めのたんぱく質、少なめの良質脂質、そしてたっぷりのビタミンとミネラル、そして筋トレ。
これが奇麗な体を作る第一歩です。
美に近道はありません。
〇〇さえ摂取していれば大丈夫といった詭道はいつか破綻します。
迷わず王道を進みましょう。