ラジコン沼

毎週末、子供とラジコンを楽しく走らせています。
先日、一緒にラジコンを走らせていた少年とうちの子供のトイラジコンが衝突事故を起こし、再起不能の破損を起こしてしまいました。
まあ仕方ないので帰ったんです。
で、問題は修理です。
トイラジコンは修理不可とは分かっているんですが、一応破損部品の確認の為分解。
まあ整備性が悪い悪い。
商品の性質上問題ないのですが、あまりにもですね。
何とか部品を特定し、ダメもとで販売会社に部品の販売依頼をメールしたところです。
さてどうなることやら。

翻って我がラジコン。
どうにも動きが悪い気がします。
消耗していたタイヤは新品に交換しました。
モーターは気持ちよく回っていますが、どうにも駆動系やステアリングの動きが鈍い気がします。
持って帰ってオーバーホールを決意しました。
ちなみに私はラジコン初心者で、本格的にいじるのは初めてです。
部品を外していきます。
汚れが酷すぎるので、パーツクリーナーで徹底洗浄します。
オイルダンパーを分解してみると、真黒なオイルが出てきました・・・
ダンパー洗浄後、オイルを注入してオーバーホール完了しました。
でも部品が樹脂でできているので、これも消耗品扱いなのでしょう。
そして足回りを分解、整備していきます。
汚れた部品は徹底洗浄していきますが、使用しているベアリングに錆が(涙)
これも洗浄して回転させてみたら異音がします。
恐らくボールが破損しているのでしょう。
まだ多少は使えそうなのでオイルを差して再利用します。
メーカーオプションのベアリングなのですが、素人目にも品質が低いです。
国産のステンレスベアリングに交換しましょう。
さて次は駆動系です。
ギヤボックスを開けてみると、思わず叫びたくなりました。
真黒に劣化したグリスとホコリと砂の塊がべっとり・・・
グリスも硬そうなのがギヤにべっとりです。
卒倒しそうになりました。
これまたパーツクリーナーで徹底洗浄します。
そうしてギヤに薄くグリスを塗布します。
これでかなり動きが軽くなるはずです。
ところがところが、かなり摩耗していました。
これでは動力伝達がうまくいくわけがありません。
しかし時間は深夜。
アマゾンで注文です。
これだけ交換したらまあ動くようになるでしょう。

ここで気が付いたのが、ラジコンというのは全てが消耗品の塊ということです。
一部の金属パーツは長く使えるような気がしますが、車体全体が劣化していきます。
なにせ樹脂の塊ですからね。
ビスを何回も外したりすればそりゃあ駄目になるでしょう。
こういう玩具だとは思いませんでした。
また知れば知るほど色々カスタム沼に落ちるのも分かりました。
バイクに乗っていた時もかなり沼にはまっていて、総額1000万円以上はバイクに使ったと思います。
後悔はしていません。
それに比べればラジコンの費用なんて無いに等しいから、今後も楽しんでいきます。

あ、息子のラジコンは彼には内緒で新しいのを買ってます。
この週末遊びたいと思います。