最後のカブトムシ採集

息子から
「ブンちゃん(カブトムシ♂)のお嫁さんを早く連れてこないと、子供が作れない!」
と前々からつつかれてはおりましたが、長梅雨のために中々足が動きませんでした。
しかし漸く夏がやってきて、気合を入れて準備です。
いつものようにバナナを購入。
バナナをスライスし、砂糖、焼酎、イースト菌を入れ撹拌し、発酵させます。
良い天気も手伝ってくれて良い感じの餌が出来ました。
今回は設置ポイントを変えました。
以前捕れたところもいいんですが、長時間運転しなければいけないのがネックでした。
今回は運転は楽なのですが、少し山に入らなければいけません。
で、餌を仕掛けたのですが、蚊の襲来に逢いました。
何匹かという甘い話ではなく、もう大群です。
Tシャツの上からでも容赦なく襲われ、僕の背中は痒みより痛みが発生しました。
そんなかんなでセットは終わり、後は夜を待ちます。

夜の9時、現場に着きました。
子どもたちは成るべく肌の露出が少ない服装をさせましたが、虫よけスプレーはかけませんでした。
何故ならこれから帰宅中に寝るかもしれなかったからです。
これが悔やまれました。
餌を仕掛けたのは4か所です。
駐車場からおよそ50メートルの山道沿いです。
懐中電灯だけで山に入りますが、子供たちは頑張って僕についてきています。
しかしここで予想外というか、当たり前なのですが懐中電灯に蛾が寄ってきます。
子どもたちは手持ちの懐中電灯を切り、僕のだけになります。

仕掛け一つ目・・・空振りです。
仕掛け二つ目・・・空振りです。
♀は難しいのか?
仕掛け三つ目・・・メスが二匹いました。
一匹を虫籠に捕獲します。
仕掛け四つ目・・・メスが一匹、コクワガタ♂が一匹いました。
コクワガタだけ捕獲します。

さあチェックは終わったので車に戻ります。
ここで昼間同様藪蚊の襲来に逢い、我々3人はカイカイな体になってしまいました。

帰宅し、カブトムシの床入れは無事終了しました。
僕は子供たちと3人で風呂に入りました。

さてこのカップルは無事子孫を残すことが出来るのでしょうか。
これからも要観察です。