山口県ボディビル選手権

7月21日、山口南総合センターで開催されました。
今回はボディビル1カテゴリー、フィジーク2カテゴリーと計3カテゴリー開催されます。
今回は(というか今回も)審査員として運営に参加していますが、大変なのが容易に予想できます。
選手が全部で30人以上いるし・・・

さてプレジャッジ開始です。
審査員は7人いて、審査員の間で票が大きく開くことは滅多にないのですが、観客との評価とは異なることは多々あります。
これは見る位置が異なっていることが大いに関係します。
ボディビルはあくまでフィギュア競技なので、審査員に点数漬けてもらってナンボです。
なので、選手は審査員資格を取得し、実際に審査をしてみたら選手として出場したらいいと思います。

それにしてもフィジークの選手のレベルが高いです。
カテゴリーとしての歴史は浅いのですが、選手層の密度が半端ありません。
こんな地方都市でもいい体の選手が沢山います。
今後が楽しみです。
それに対し、ボディビルは年々選手を確保するのが難しくなってきています。
要するに
「そんなにマッチョになりたくない」
「ビルダーパンツが恥ずかしい」
ということでしょう。
完全に同意です。
それでもいいので、フィットネスに一般の方が興味を持ってくれるだけで嬉しいです。

昼休みを挟み、午後から決勝が始まります。
実はこの時、90%順位は決まっています。
それだけプレジャッジは大事です。
決勝のフリーポーズは自分を表現していきます。
気合を入れつつ、気持ちの上では余裕を持ったポージングをしなければ審査員は良い評価を出しません。
激しい運動をしているわけではないのに選手は汗だくです。

全ての審査が終わり、結果が発表されます。
ボディビル部門では下松トレーニングジム所属の大西さんが57歳にして優勝されました。
いつも一緒の空間でトレーニングしていますが、これまでの努力が結実しました。
心から祝福したいと思います。
さて自分はいつステージに立つのでしょうか(笑)