後遺症

事故から四年が経過し、傍目には何ら変わりない日常が送れています。
でも後遺症は残っていて、ちょっとした不便もあります。
右手の親指がうまく動かないので、小さいものをつまんだり出来ません。
神経障害があるので、疼痛が残っています。
握力が激落ちしているので、瓶の蓋が開けられないとかあります。
まあそんなことよりも重大なこととしては、手首に負荷が掛けられないこと。
筋トレをしていますが、まず掌を下に向けた状態で物を持つことがほぼ出来ません。
2.3㎏のダンベルを持ち上げることが出来ません。
痛みが生じるのです。
では掌を上に向けた状態では?
こちらは限界は12㎏と決まっています。
ダンベルを持ち上げるので正確な数字です。
14㎏にすると筋力的には大丈夫なのですが痛みが発生します。
12㎏でも疲労が蓄積すると駄目です。
手首の補強にリストラップというものがあるのですが、こちらを巻き付けると神経が圧迫され激痛が出ます。
重いものを持てないという事は即ち筋肉への刺激が不足することなので、私の体形は腕が妙に細くなっています。
勿論一般人と比べれば太いのでしょうけど、自分の目から見たらアンバランス。
まあでも仕方ないのでしょう。
後遺症によって幾ばくかの金員を頂きましたが、そんなものよりも元気な体が一番だと痛感する50代でありました。