とある漫画雑誌で、とある作品を読んでいました。
最新号を手に取ると、その作品に”絶筆”の文字が。
作者は今年の中ごろから闘病生活に入り、休載をしておりました。
もう何十年も連載をしている作品で、作者も70代半ばです。
復帰は難しいかなあと思いってました。
漫画家は体力と精神力を削りながら作品を生み出していきます。
精神を病んでしまった作家さん、自ら命を絶った作家さん、あるいはあまりにも若く病死された作家さんは沢山います。
手塚治虫御大は60歳で亡くなられました。
ここ20年でしょうか。
やたら長期連載している漫画が多いような気がします。
10年何かザラです。
僕が小学生の頃は5年で長期連載と言われていました。
2~3年くらいの連載期間が普通だったでしょう。
今回の作品も佳境に入り、いよいよ大円団を迎えそうなところで終わったのでストレスが半端ありません。
最終回を迎えることが出来なかったという事は読者もそうでしょうけど、クリエイターでもある作家さんが一番辛いのでは無いでしょうか。
近年ではベルセルクがそうでした。
今は別の作家さんが連載されておられますが、きっと本来のエンディングとは違うのでしょう。
そして現在、未完で終わるのではないかという危惧が最も高い作品、それは「ガラスの仮面」でしょう。
僕も当然追っかけています。
連載期間は40年以上にもなり、連載初期では黒電話だったのに今では携帯電話が出てきます。
作中では数年しか経過してないはずなのですが(笑)
美内先生も70歳過ぎ。
いい加減、紅天女とはどのような舞台なのか僕たちに見せてください。