1本釣り近海キハダマグロ大トロ

先日釣ったキハダマグロをクーラーの中で寝かせて1週間が経過し、ようやく食べごろになってきました。
なので頂きます。
まずはクーラーから出した状態です。
まな板が70㎝ですので、そこから大きさを推測してください。
流石に空気に触れている部分は痛んでいます。
カマをオーブンで焼こうと思っていましたが、諦めなければいけません。

ちゃっちゃっと捌きます。
マグロ類は背びれ辺りの皮が固いので少々コツがいりますが、それを除けば簡単です。
ただ血合いの量が他の魚と段違いで多いので、トリミングする量が多くなります。
新鮮だと食べられるのですが、熟成させると駄目ですね。

これで片身です。
大人二人の我が家では多すぎますし、もう熟成させてますのでこれからは長期保存は無理なので食べきる分だけで後はご近所さんに御裾分けしました。
そうして調理するのですが、包丁に脂が纏わりつくので切るのが大変です。
手も脂まみれです。
美味は約束されています。

王道の刺身です。
何故かキハダなのに大トロがありました。
身の色は薄めですね。

僕の大好きなタタキです。
香ばしくて大抵の魚は炙った方が好きですね。

妻が作った赤身とアボカドをあえて作った料理。

どれもこれも美味でした。
生臭さは一切なく、旨味と甘味が最高です。
普通の人は1週間熟成させた魚を食べた事は無いかと思いますが、これも釣り師の特権です。
またしても息子がトロをパクパク食べていました。
一時は魚が嫌いになりかけていましたが、これを機にまた魚好きになって欲しいものです。
あ、熟成ですが魚によりけりです。
なにもかも時間を置けば良いと言うものではありません。