ワカサギ掬い

友人がワカサギをくれました。
有難く頂戴し、捕獲方法を聞くと
「掬った」
とのこと。
釣ったのではなく救った???
生きた魚に触れたことがある人は、魚を網で掬うのがどんなに難しい事か分かるはず。
私も以前、周防大島にセグロイワシが接岸した時、たまーに救ったくらいです。
試しにその辺にいるカワムツを掬ってみてください。
まず無理だから。
友人にそのポイント、掬い方を習いました。
子供でも掬えるとの事。
本当なら最高のレジャーです。
早速準備をして出発しました。
現場に着くと若い男性グループが。
どうやら同好の士らしい。
様子を聞くと、まだまだ群れは来てないとの事。
暫く待ちます。
するとその時がやってきました。
目の前をワカサギが群れを成して泳いでいます。
とてもじゃありませんが、狙って掬えるものではありません。
当てずっぽうに網を水中で振るだけです。
でもそれで掬えます。
時々群れの塊が通るのでしょう、ごっそり入ります。
夢中になり過ぎで長靴の中に水が入りますがお構いなし。
私と息子、娘が夢中になってワカサギを追います。
しかしこのワカサギたちは産卵を目前に控えており、捕り過ぎは資源の枯渇を招きます。
家族分+αが捕れたので買えり支度をします。
三人は足元が濡れて寒くてたまりません。
準備不足でした。
運転には支障が無いので帰宅します。
いや、楽しい時間でした。
ワカサギは知人へお裾分けし、我が家は南蛮漬けにして食べました。
新鮮なワカサギは臭みも全くなく、非常に美味でした。
ダイエットさえしてなければ沢山食べたいです。