カブトムシ羽化

昨年飼ったカブトムシから6匹の幼虫が採取できました。
それを専用の容器に移し、もう10ヶ月が経過しました。
7月に入ってから、「もうそろそろ・・・」と飼育器を毎日覗いていました。
羽化の季節だからです。
蛹から成虫になって、子孫を残すために動きます。
そうしたら今朝、オスのカブトムシが1匹出ていました。
久し振りの飼育でしたが、うまくいったようです・・・が、しかし!
残念なことに羽化不全でした。
翅の部分がちゃんと形成されていません。
これは一定の割合で起きる事象です。
誰の責任でもありません。
勿論自然界ではこういった個体は淘汰される仕組みになっています。
この場合、飛翔できないのでまず餌場にありつけないので餓死してしまいます。
それか鳥の餌食でしょう。
或いは蟻にやられるかもしれません。
でもこのカブトムシは縁あって我が家で羽化しました。
最後まで面倒はみてやります。
この羽化不全が遺伝的な要因かもしれないので、この個体の遺伝子は残しません。
先ほども申した通り、自然界では淘汰される個体だからです。
どのみち後2ヶ月の生命です。
美味しい餌を食べながら過ごしてほしいと願っています。