価値観の違いでは済まされない

長い付き合いのある人がいます。
その人は小型犬を飼っています。
相当愛情掛けて飼育しています。
私も今まで犬を四頭看取っていますので、その気持ちはよく分かります。
その人に我が家でハムスターを飼い始めましたと報告しました。
そうすると、
「え、ネズミ飼ってるの?」
との返事が。
耳を疑いましたね、正直。
大体、世界中で”ネズミ”という単語に良いイメージはありません。
過去、何千万人もの方が亡くなったペストの感染の一因だったし、今でも農作物を齧ったり家屋に被害があったり、何より見た目が醜悪な事も大きいかと思います。
確かにハムスターはネズミの仲間です。
しかしハムスターは長年愛玩動物として愛されており、まして我が家が可愛いと認識していてその買主たる人間に対し”ネズミ”と言う。
正直、頭にきて
「ならチワワを飼っていますと言ったら『犬飼ってるんですか?』と聞く?
カブトムシ飼っていると言ったら『虫飼ってるんですか?』と聞く?
ハムスター飼っていると言ったんだから『ハムスター飼ってるんですね』
で良いんじゃないか。
なんでそうネガティブな呼び方をするんだ」
と反論しちゃいました。
すると
「いや、ネズミだし・・・」
と言い出し、もうダメだと思いましたね。
どうして会話の相手が不快になる言葉を選択するのか理解できません。
私自身は猫が苦手で好きでもありませんが、それでも猫好きの人、そして猫自体を否定する気は一切ありません。
何故なら猫が駄目なのは私側の問題だからです。
いや、本当に嫌な気持ちになりました。
これを自戒とし、私自身が他者に不快な気持ちにさせないように行動しようと思います。